【神社巡り日記】平将門と中央構造線(2)#01 ”ゆずとauの聖地へ” 身曾岐神社

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2017/06/08 #01
ゆずとauの聖地へ

2日目の朝は曇り空で明けた。

早めに起きて大浴場で朝風呂をする。

旅行中はできるだけ温泉のある宿泊施設か日帰り温泉を見つけて入るようにしている。

ホテルのお風呂だけではどうしても疲れが取れづらい。

長距離の運転や長時間の移動。

旅先で入る温泉は旅行を通して体を動かしやすくするためにも大切にしている。

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見送りの心遣い

出発する際、旅館の老夫婦が駐車場まで送りに来てくれた。

車内を片付けたり、荷物を整理し直したりしたかったのだが、にこにこしながら待ってくれているのでひとまず車を出すことにした。

車を走らせながらバックミラーを見ると、しばらくの間ずっと手を振ってくれていて、こうしたもてなしをされることなど久しくなかったのでこの宿にして良かったと感じた。

最初の目的地が急遽変更に

2日目の最終目的地は関東だが、道すがら時間の許す限り観光しながら東京へと近づくことに決めた。

まず、昨日の原町の阿久遺跡を案内してくれた職員さんからぜひ行って欲しいとすすめられた4つの遺跡スポットの残り2箇所を目指す。

諏訪湖から南東に流れる盆地沿いに広がる諏訪市、茅野市、原町、富士見市。
それぞれ縄文遺跡が集中するエリアである。

そのうち最初に富士見市の井戸尻遺跡(井戸尻考古館)を目指そうと最寄のインターを下りた。

すると田舎道を数分車を走らせていて道路脇の電柱に「身曾岐神社」(みそぎじんじゃ)と書かれた小さな看板がやたら目立つ。

こんなに案内板を出しているのはきっと神道系の新興宗教だろうと思っていて、不意に明治になって生まれた古神道系で名の知られた神社であることを思い出した。

身曾岐神社の存在は知っていたが、場所が長野でしかも偶然出くわすとは思ってもいなかったので驚くとともに、一度は行ってみようと行き先を急遽変更した。

その筋で知られた八ヶ岳の古神道系神社

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身曾岐神社を初めて知ったのはいつだったか忘れたが、たぶん鳴沢泰平さんのブログ「天下泰平」だったように思う。

一時期、ヒーラーの友人に勧められてこのブログを最初の記事からすべてさらったことがあった。

その中に、身曾岐神社について書かれた記事があった。

※身曾岐(みそぎ)神社の能楽殿 白川神祇伯王家(しらかわじんぎはくおうけ)とは、明治維新までおよそ800年、神祇官の長である「伯(はく)」を代々世襲した王家であり、一般的に「伯家(はっけ)」とも「伯王家(はくおうけ)」とも言われています。神祇官とは、もと

身曾岐神社は伯家神道の流れを汲むという。

もうずいぶん前になるが、一時期、集中的にスピリチュアルや古神道の本を読み漁っていたとき、伯家神道が明治になるまで天皇家にとって非常に重要かつ深い存在で、宮中の奥深く、秘儀の祭祀を続けていたと紹介されていた。

身曾岐神社のご祭神である井上正鐵翁も明治以来の古神道の流れを解説する本には必ず出てくるほど名の知られた神道家である。

八ヶ岳に鎮座するという意味

身曾岐神社の建てられた八ヶ岳周辺そのものが新しい宗教や信仰、食生活、生き方を生み出そうとする人たちの集まる場所というのも気になっていた。

たとえば、マクロビオティックスや自然食品、自然農法といった食に対して意識の高い団体やお店、個人も諏訪地方から山梨県の北杜市に掛けて移転や移住が続いていると聞いている。

最寄インターから看板に沿って車で15分ほどで身曾岐神社に到着した。

身曾岐神社の敷地は山梨県の北杜市となっている。

雨がパラついたり止んだりと、雲の広がるなかの参拝である。

さすが身曾岐神社のあるこの辺りは標高が900mにもなるので、西日本の6月のような格好では肌寒い。

あわてて裏地付きのウインドブレーカーを羽織る。

ゆずの結婚式の神社とわかって

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基礎知識を持ち合わせないまま参道を進んで広い境内に出た途端、断片的な情報がつながった。

本殿の右手に建つ、美しい湖面に浮かぶ能舞台を見て、薪能、そして歌手のゆずと関係のある新興宗教の神社だとひらめいた。

実際、この身曾岐神社は禊教という新興宗教の拠点でもある。

ワイドショーでゆずの北川さんと女子アナが結婚式を挙げたとき、その辺を強調して取り上げられていた。

参道の鳥居にはしっかりと北川さんが奉納したと記されている。

引き締まる能舞台、そしてご神木のエネルギー

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手水を使ってから祈祷所である火祥殿、そして拝殿を参拝し、能楽殿のほうへ向かう。

能舞台の古風な美しさ、凜とした佇まいは見事だ。

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さらに、進めるところまで行くと聳えていた「縁結び 子宝の杉」が気になった。

このご神木の若々しく鋭いエネルギーは見るものをさっぱりと浄めてくれそうだ。

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案内板にある作法で幹の周囲を回ってしばらく佇んでいると、天からのエネルギーがやさしく充電されるようで心地よい。

粘り気や重みのない、新鮮なパワー。

感謝を伝えてから、少し離れた授与所のほう振り返ると、鯉のエサが売られていた。

子供のように鯉と遊んで

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鯉にエサやりなんて旅の空ならではの不思議な気分だが、一袋買って池の畔に立ち、あっちに投げ、こっちに撒いてと立派な錦鯉たちと遊んだ。

そして、すぐそばの石のベンチに腰掛けて、しばし能楽殿や拝殿、美しく掃除の行き届いた境内の玉砂利を眺めていた。

駐車場に戻ろうとするとまた小雨が降りだして、参道の脇にある養生館へ飛び込む。

休憩所と売店が入った建物で、冷えた体を温めたくて甘酒をいただいた。

売店コーナーにはゆずにあやかった健康茶やゆずの砂糖漬けなど、土産物には事欠かない。

auのTVCMのロケ地

こんにちは、 auのサイト(CMトップ)に行くと、au 「夏のトビラ・英雄だけの夏」篇 というCMが紹介されています。 このCMに出てくる能舞台、実は、身曾岐神社の能楽殿です。 CMはこちらです。

休憩しながら身曾岐神社をスマホで検索してみたら、ちょうどいま流れているauのTVCMのロケで能楽殿が使われたという。

YouTubeでCM動画を見てみると、桃太郎シリーズの若手俳優陣が能楽殿で話しているシーンが登場してミーハーな自分はとても満足した。

新興宗教系の神社ということだが、ゆずのファンはもちろん、一度訪れてみて独特のさっぱり感漂う境内を味わってみるのもいいと思う。

八ヶ岳南麓の自然豊かな清緑の地(山梨県北杜市小淵沢)に鎮座する天照大神を祀る神社。いのちのよみがえり―みそぎを伝えています。神明造りの本殿は、簡素かつ重厚、端正な姿はとても美しい。日本随一と評される能楽殿は、伝統的な本来の能舞台の姿で屋外に建立され、毎年8月3日には例大祭宵宮として八ヶ岳薪能が盛大に執り行われています。
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