【神社巡り日記】平将門と中央構造線(1)#06 ”柱、ただそこに聳える” 諏訪大社上社本宮 

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2017/06/07 #06
柱、ただそこに聳える

諏訪に来るならば、必ずここは立ち寄らなければならない。

諏訪大社とは本宮・前宮の上社、春宮・秋宮の下社、計四社で成り立っている。

このうち、諏訪湖の南西にあって、諏訪信仰の根幹に位置するのが上社本宮である。

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本宮の御柱と再会

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本宮は住宅地の先に突如現れる。

門前には若干観光地化された土産店や飲食店が並んでいる。

本宮の鳥居を前にして、一際目に飛び込んでくる白木の大木。

これこそ、御柱祭で奉納された御柱であって、本宮の一之御柱である。

諏訪には、この御柱を見上げるために、そして拝礼するためにやってくるといっても過言ではない。

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鳥居をくぐって手水を使い、少しずつ御柱に近づいていく。

白木になっているせいで、もともとの樅の木の鋭いエネルギーが稲妻のように変化している。

壮麗な龍が天から下り来て、そして地から這い上るような迫力。

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前回諏訪大社に参拝してここに立ったときと同じ感覚を覚えた。

御柱を立てる諏訪大社。

人生の柱を立てて、これから将来を切り開こうという人に適した神社だといわれることもある。

御柱という諏訪の人々にパワーによって山から降り立っただけあって、そこから受け取る感覚は非常に鋭く、本質はやさしいものがあった。

守屋山、または、ずらされる場所

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参拝所から拝殿を参拝し、さらに山を背にして建つ勅願殿で手を合わせる。

諏訪大社は背後の守屋山が御神体山だといわれる。

本宮の境内で山を最も近くに感じる場所が勅願殿付近だ。

その背後には四之御柱が控えている。

このあたりに諏訪大社本宮の鍵が隠されていると感じる。

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その後、境内奥にずっと続く布橋を渡りながら、宝殿、摂末社遙拝所を回って三之御柱と二之御柱を見ながら、一之御柱の立つ手水舎付近まで戻ってきた。

大きな神社だからといって、必ずしも本殿や拝殿が重要とは限らない。

諏訪大社は歴史的に複雑な変遷をしていると思われるが、こうした古くから続く大社こそ何でもない境内の摂社であったり、ご神木であったりするところに、神社自体の本質が隠されていることがよくある。

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これからのよりよい生き方を改めて誓う

一之御柱の近くにある石に腰掛けて、今一度しばらく雷光のような柱を見つめていた。

心の深いところで、これから自分がどう生きて行くか。

しっかりと前回も見守ってくれた御柱に念を尽くして伝えることができた。

諏訪大社(すわたいしゃ)は、長野県の諏訪湖の周辺に4箇所の境内地をもつ神社です。信濃國一之宮。神位は正一位。全国各地にある諏訪神社総本社であり、 国内にある最も古い神社の一つとされております。
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