【神社巡り日記】平将門と中央構造線(1)#03 茅野市尖石縄文考古館

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2017/06/07 #03
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縄文のビーナスに逢いに

八ヶ岳美術館から車で10分ほど、どこまでも続く平らな畑の風景を進むと茅野市に入る。

この町も原町と同様、縄文遺跡の宝庫である。

国宝の土偶が2点、同一市内から出土したことで全国的に脚光を浴びた。

『縄文のビーナス』『仮面の女神』といえば耳にしたことのある人も多いかも知れない。

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畑の風景から少し八ヶ岳に近づいて林の中に入ったかと思うと、茅野市尖石縄文考古館に着いた。

国宝の土偶2体の壮大なガラスケースとして作られた、といいたくなるほど立派な建物である。

歴史全般は好きだったものの、原町の阿久遺跡を訪れるまで正直縄文時代にそれほどの思い入れはなかった。

テレビで土偶を見ても「変な顔とかたちだな」ぐらいで気にも留めていなかった。

しかし、阿久遺跡で本物の土器や縄文文化に触れてみると、門前の小僧のごとく知らず知らず当時の造形や現代に残る価値が心に染みこんできていた。

2体の土偶は特別に一室のなか収められていた。

驚いたのは、ガラスケースに入ってはいるが、すぐ間近で観察できること、そして館内の写真撮影が禁止されていなかったことだ。

ヒップが見物の縄文のビーナス

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かぶり物のような頭部と愛らしい目鼻、口。

何より目に飛び込むのは下半身の豊かさである。

ヒップの大きな黒人女性のような豊満としたフォルムは、縄文人が理想としていたスタイルなのだろう。

土偶は一般に豊穣や子宝、安産のために作られたといわれている。

だとしても、上半身の削ぎ落とされ方と下半身の丸みの対比は、見ていて飽きることがない。

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後ろに回ってみると、くびれたウエストの部分から一気にヒップが丸く流れ出していて、正面で見ていたときとはまたちがったなまめかしさに気づく。

平らになったヒップの上部も面白しい、割れたお尻のラインも愛らしい。

カメレオンフェイスの仮面の女神

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仮面の女神は縄文のビーナスと打って変わって三角の顔が奇妙だ。

よく見ると頭に幅広い帯で仮面を着けているようにも見える。

蛸を干したような上半身のハンガー状の両腕と縄文らしい模様が少し気持ち悪いように感じるが、下半身の豊満なフォルムは縄文のビーナスと共通している。

ほぼ完全な形で出土した奇跡

壊されることの多い縄文土器や土偶。

死と再生の祈りに使われたため、祭祀が終わるとすべて壊されるのが常だったという。

しかし、仮面の女神はほぼそのままの姿で出土した。

案内によると、出土した場所はそのまま保存され公園になっているらしい。

その地を見てみたくなって、ミュージアムカフェで一息入れてから、再び車に乗った。

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